「ウチの社員は成長意欲が足りない」という不満をよく耳にします。「何度も同じことで注意される」「言ったことしかやらない」など。
Buddy Programは社員さんひとりひとりの成長意欲を刺激します。
「なぜできるのか?」その秘密は「成長すること」を「めんどくさい」という苦痛から、「楽しい」という喜びに変えるからです。
なにかを変えて成長しようとするとき、ひとりだと強い意志が必要だし、なかなか長続きしませんね。でもふたりで力を合わせてやったらどうでしょう?お互いに成長を伝えあうことが励みになるし、成長の相互確認もできます。なまけたら注意してくれますし、人にはいい意味で競争意識がありますから、それも刺激になります。
「ふたりでやったら楽しい!」それがBuddy Programの原動力です。
目標は仕事上の目標でも、個人的な目標でもOKです。大事なことは抽象的な意識目標ではなく、具体的な行動目標にすることです。可能であれば数値で測定できる目標にしましょう。たとえば「痩せたい」というのは意識目標です。「〇月までに〇kg痩せる」という目標はより具体的な数値目標になります。さらに痩せるためにはどうするのかが行動目標です。たとえば「ごばんは茶碗いっぱいにする」「寝る前のお菓子はやめる」などが行動目標です。具体的な目標のほうが「できたか、できないか」がはっきりするので、成果が見えやすくなります。
次に目標を達成する期間を設定しましょう。その期間が終わったら「バディプログラム(Buddy Program)通信簿」をつけて、互いを評価します。
目標達成のプロセスを明確にするために「バディプログラムシート」を作成しましょう。
シートには以下の項目を記入します。
●自分の目標
●サポート項目(自分→バディ)自分がバディの目標達成に向けて協力する項目
●バディの目標
●サポート項目(自分←バディ)バディが、自分の目標達成に向けて協力してくれる項目
さらに定期的にふりかえる定期ミーティングを実行します。
こうすることで目標を忘れることなく、意識的に毎日を過ごすことができます。
それにバディと定期的な会話を持つことで関わりも深くなります。
目標の達成期間が終わったら、お互いに「バディプログラム通信簿」をつけましょう。点数のつけ方は自由でかまいません(「できたできない」、5段階など)。大事なことは評価する時に、評価する理由を具体的に書くことです。
たとえば「いいと思います」ではなく、「○○の理由で××の評価にしました。」と書きます。こうすることによって、普段から自分やバディの行動をよく観察するようになります。きちんとした根拠に基づいて評価しあいましょう。
ひとつの目標を達成したら、その結果を振り返り、次の目標に向かって進みましょう。
あるいはバディを変えて、新しい目標を設定するのもいいでしょう。
こうすることで、成長を途中で止めることなく、バディを組んだ相手とともに成長し続けることができます。
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